オウンドメディアで自社の新たなファンを獲得!注目の背景・メリットなどを詳しく解説
CND Uchio
自社の持つ技術や情報をコンテンツとして発信できることで注目のオウンドメディア。
この記事ではオウンドメディアについての基本知識や背景、メリットなどを詳しくご紹介していきます。
今後オウンドメディアを立ち上げたい人や運用を行っている人はぜひご覧ください。
オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは、企業が保有しているメディア媒体の総称のことです。
具体的には、コーポレートサイトやECサイト、ブログなどがそれにあたり、そのほかメールマガジンや企業パンフレットなども該当すると言われています。
このように一言でオウンドメディアと言っても、上記のように幅広い考え方があるため、どれが自社にとって最適な媒体であるのかが迷いがちですが、近年ではブログやWebメディアといったユーザーに価値のある情報を届ける「コンテンツマーケティング」の考え方に添ったメディアが好まれる傾向にあります。
オウンドメディアが注目されている背景
なぜオウンドメディアが近年注目されてきているのか?というと、SNSでの情報発信やWEB広告など情報過多によるプロモーション効果の減少や、コンテンツの質を重視する方針となったGoogleの検索アルゴリズムの変化による影響があると言われています。
ほかにもオウンドメディアによって自社の持つ技術や知識を情報としてメディアで発信できるため、これまで接点がなかったユーザーに対しても直接情報を発信することができるようになる情報資産を作り出すことができるという点も注目されています。
オウンドメディアのメリットとデメリット
オウンドメディアについてや求められている背景がわかったところで、ここからはオウンドメディアの持つメリットとデメリットにについて詳しくご紹介していきます。
メリット①ブランディングによる競合他社との差別化
オウンドメディアのコンテンツ内容を自社で自由に決めて投稿していくことができるので、
最適なブランディングを行っていくことが可能です。
コンテンツの発信によってユーザーの興味や認知を高めることが出来ればファンの獲得に繋がり、競合他社との差別化にもなります。
メリット②他の施策と連携したプロモーション展開が可能
オウンドメディアはWEB媒体であるため、それ単体の発信だけでなくTwitterやInstagramなどと連携してSNS経由で情報を発信することが可能です。
コンテンツの内容が話題になれば、SNSで情報がユーザーの手によって自動的に拡散させていくので記事へのアクセス数を増加させることができます。
デメリット①効果が出るまで時間がかかる
WEB広告の出稿や大手メディアへ記事を掲載すると、短期間である程度の効果を期待できます。
一方でオウンドメディアの場合はGoogleの検索エンジンに記事が認知されて表示順位があがるまでには3ヵ月~6ヶ月程度の時間が必要となります。
効果を出すためには、日々の細かな投稿と更新を行っていくことが大切になりますので、成果がでないといったすぐにやめてしまうのではなく、ある程度の期間を見て運用していくようにしましょう。
デメリット②サイトの制作コストや運用に手間がかかる
オウンドメディアをゼロから立ち上げる際には、デザインなどのサイトの制作費やサーバー、ドメイン費用など約100~200万円ほどのイニシャルコストがかかります。
サイトを立ち上げた後も継続的な記事投稿を続けていく必要があり、記事のテーマ選定やライティング、サイトへの投稿を行っていかなければなりません。
もし自社での対応が難しい場合には、WEB制作会社に業務を依頼すればサイト制作から記事の運用まで代わりに行ってくれる場合もありますので、制作や運用面でお悩みの場合には一度相談してみることをおすすめします。
オウンドメディアを作成する上でのポイント
オウンドメディアは自社の情報を発信していくことで効果的な施策となりますが、だからといって適当な情報をただ闇雲に発信しても効果は期待できません。
情報を発信していく上で、以下のポイントを押さえて運用していくようにしましょう。
ポイント①:目的やテーマを定める
オウンドメディアを作成する上でまず一番大切なことは「何のためにどういった情報を発信していくのか」を明確にして目的やテーマをしっかりと定めることです。
目的やテーマが定まっていないコンテンツはメディアの統一性が損なわれてしまい、ターゲットとしているユーザー層に情報が届きづらくなってしまいます。
大きな目的・テーマを決める上では、
・ブランディング
・ナーチャリング
・採用
といったカテゴリーから選定するのがユーザーの興味が高くおすすめです。
ポイント②:コンテンツ作成はこだわる
コンテンツを作成する上ではすでに世間に認知されていることや、他社が発信しつくしているような情報を掲載しても成果は見込めません。
コンテンツを作成する前にユーザーが興味のあるテーマか、検索を行って記事を見つけてもらうのに最適なキーワードかどうかを考えてから取り組むようにしましょう。
オウンドメディアで新たなファンの獲得を目指そう!まとめ
オウンドメディアは適切な運用を行うことが出来れば自社の情報発信の大きな柱となるほか、将来的に見ると企業の情報が詰まった情報資産になるものです。
しかし、制作や運用面の大変さから途中でメディアの更新を辞めてしまう企業が多いという状況もあります。
サイト制作や運用面でお困りの場合には、クリエイティブネットドアでサポートを行っておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。