ブログ記事を「デザイン」する!基本編

CND Ueno

ブログ記事を「デザイン」する!基本編

みなさんこんにちは。
デザイナーのUenoです。

ブログ記事を「デザイン」というとテンプレートやフォーマットそのものをデザインするのように思われる方もいるかと思いますが、今回は、ブログ記事の書き方についてのお話になります。

「ブログ記事の書き方」というのは言い換えると「ブログ記事を書くときのルール作り(=デザイン)」になります。

 

今のブログ(Web)事情

数あるブログ(Web)の中から読んでもらうためには、
①SEOによる検索順位をあげる
②記事そのものが読みやすいもの
になります。

今回は「②記事そのものが読みやすいもの」にフォーカスを当てて解説します。
括弧Webとしているのは、Webサイトのデザインにも同様のことが言えるからです。

よくお客様にブログのページを作って欲しいというお話があります。
ブログデザインを納品し、その後の記事の書き方によって、ブログ記事が読まれないといったことがよくあります。

せっかく良い記事を書いても、デザイン(書き方)が悪いと読まれず、その記事はフィニッシュ…!となってしまいます。

 

 

ブログ記事に求められる「デザイン」とは?

結論から言うとブログ記事に求められるデザインとは、「読みやすいもの」ということになります。
読みやすいもの=好きなもの、雰囲気をよくするものではありません。

ユーザーにとって、記事の内容が読みやすく、正確に伝わりやすいデザインすることです。
読みにくい記事はすぐ離脱してしまい、せっかく良い内容の記事であっても読まれないからです。

ここでのポイントは「ユーザーにとって」です。

 

読みやすい「デザイン」とは?

読みやすくする「デザイン」のコツをいくつかご紹介します。

装飾は必要最低限にしよう↓
段落、改行、余白を意識しよう
色数は最低限にしよう
文字サイズは拡大しない
特に伝えたいところは太文字、マーカーで強調しよう
漢字の羅列に気をつけよう
箇条書きを使おう
図説や写真を活用しよう↓
記事の長さに気をつけよう↓
デザインを統一しよう↓

 

装飾は必要最低限にしよう

シンプルな装飾で読みやすく工夫しましょう。
理由は簡単で、すっきりとした装飾を心がけることで読みやすく、わかりやすい記事となります。

注意しなければいけないのは、「やりすぎない」ことです。
やりすぎるとユーザーがどこから読むか迷いの原因につながり、記事の内容が入ってこないからです。
適度な装飾を心がけるようにしましょう。

 

段落、改行、余白を意識しよう

ブログを開いた時に長々した記事だと「読みにくっ!」とすぐ離脱されてしまいます。
文章をつらつらと書くのではなく、段落と改行、余白を適度に入れ、読みやすい印象作りに気を遣いましょう。

 

色数は最低限にしよう

色数はテキスト色を除いて2色まで。多くても3色までに抑えましょう。
テキスト色は基本モノトーンで、色を使う場合は読みやすい視認性が高い色にしましょう。
蛍光色などで書いてしまっては読みづらいことこの上ありません。

よく教科書などにいろんな色のペンでメモを取ったり、マーカーを引いて、色を使うことが目的になってしまいがちです。
後から見直すと、結局どこが重要なのかわからなく、目を散らす原因にもつながり、記事の内容が入ってこないからです。

※芸能人のブログなどカラフルでポップなものありますが、ここでは企業が発信するブログを前提としてします。

 

文字サイズは拡大しない

文字サイズはなるべく拡大しないようにしましょう。
理由は読むときのリズムが変わり読みづらくなるからです。

 

特に伝えたいところは、太文字やマーカーで強調しよう

斜め読みされやすい傾向にあるブログは、太文字やマーカーなどを使用し、目に留まりやすくする工夫をしましょう。

気をつけるべきは「やりすぎない」ことです。
強調箇所が多すぎると煩雑になり、かえって読みづらくなります。
ポイントは少ないからこそ効果があるのです。

 

漢字の羅列に気をつけよう

漢字が続くものは句読点やスペースを活用し、なるべく漢字が続かないようにしましょう。

専門用語などはしょうがないですが、無理に漢字を使う必要もなく、時にはあえてひらがなにすることで、カンタンでやさしい読みやすい印象にすることができます。

特にタイトルや見出しに5文字以上漢字が並ぶと、読みづらく、斜め読みにも引っかからないため、読み飛ばされる傾向にあります。

 

箇条書きを使おう

文章だけで説明するとくどくなりがちです。
要点を絞った箇条書きにすることで、ユーザーに理解しやすい内容になる場合があります。

 

図説や写真を活用しよう

適度に図説や写真を入れリズムよく読んでもらえるようにしましょう。
特に活字離れが進んでいると言われる今は、図説や写真に求められる役割はとても重要です。

テキストばかりのブログでは読み疲れてしまうので、図説や写真などを活用することで内容も理解しやすくストレスも軽減されます。
必須ではありませんが、なるべく入れるようにしましょう。

 

記事の長さに気をつけよう

もちろん何目的のブログ記事か?にもよりますが、、

SEOを気にしすぎるあまり記事を長く書いてしまっては、読み疲れ→離脱につながり、ましてやリピーターになってはもらえません。
YouTubeなども1〜3分以内にすると良いとされていますが、ブログも同様のことが言えます。

1分間で400〜500文字読むとすると、3分で1200〜1500文字、多くても2000文字程度を目安にするとよいでしょう。
サクサク読める記事を多く投稿した方が、効果が大きいことが多々あります。
現代人は時間がないのです。。

ちなみに最近「3分で読める○○」などよく見かけますが、これには理由があります。
これがあるとユーザーは「今読むか?」「後で読むか?」を判断する基準になるからです。
「3分で読めるなら今読もう!」となり、「後で読む」ユーザーは、大抵の場合戻ってきません。

 

デザインを統一しよう

ブログを複数人で書く場合、気をつけなければいけないのが、ルール無視でバラバラに投稿してしまうことです。
せっかくAさんが読みやすい記事を書いても、BさんCさんがこれを守らなければ次に繋がりません。
今あげたルールを書き手みなさんで共有することが重要になります。

 

最後に繰り返しになりますが、ポイントは「ユーザーにとって」読みやすいことです。

これらはブログを読みやすくする基本であり、ほんの一部です。
まだまだ他にも離脱を防ぐためのテクニックなどたくさんありますので、興味のある方は是非お問い合わせください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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